2月4日(土)に、美少女ゲームブランド・spriteは1年2ヶ月ぶり2回目となる単独ライブ「sprite LIVE 2017」を開催した。KOTOKOやRay、Ceuiら、今のシーンを彩る歌姫たちが一堂に会するライブを通して見える、同ブランドが目指す方向性とは。

10組のアーティストによる至福の150分

2月4日(土)、東京・ディファ有明にて、美少女ゲームブランド・spriteによる「sprite LIVE 2017」が昼夜二公演で開催された。spriteは、2015年12月にも、同会場で初となる単独ライブイベントを開催。2回目となる今回の開催は、そのライブで手応えを感じてのものだという。
 
spriteは2010年に第1作『恋と選挙とチョコレート』を、2014年に2作品目となる『蒼の彼方のフォーリズム』を発売した。リリースされているのはまだ2作品だが、かねてからボーカル曲には力を入れており、PC版で使用された曲にキャラクターソング、PSPへの移植版での新曲、TVアニメ用に作られた曲などを合わせれば、ボーカル曲は『恋チョコ』だけで15にもおよぶ。『あおかな』も同じ力の入れようで、spriteは2作品だけで単独ライブを行ってあまりある曲を有している。これは現在の美少女ゲーム業界では珍しい部類で、同ブランドの方向性が伺える。
 
ライブはKOTOKOによる『あおかな』2ndオープニング主題歌「INFINITE SKY」で華々しくスタート。当日の物販で販売された「蒼の彼方のフォーリズム Vocal Album2」に収録されている、小野涼子による佐藤院麗子のキャラクターソング「Graceful rose-四島に咲く一輪の薔薇-」や、若林直美演じる青柳窓果のキャラクターソング「マジ☆メインヒロイン」、そして4月28日発売予定のアフターストーリー『蒼の彼方のフォーリズム EXTRA1』の主題歌「One Small Step」、『EXTRA2』の主題歌「one of a kind」もライブで初披露されるなど、ファンにとってもプレミアム感が強いライブとなった。
 
要所で『蒼の彼方のフォーリズム』のキャラクター、青柳窓果や佐藤院麗子らによる掛け合いMCが挿入され、セットリストは『あおかな』パート、『恋チョコ』パート、そして再び『あおかな』パートと、テーマを明確に区切った構成。観客を疲れさせない、だれさせないという姿勢が見て取れた。MCの際のBGMがsprite作品のアレンジアルバム「Extra Sky -sprite Acoustic Selection-」の曲も含む、しっとりとしたアコースティックの生演奏だったのもキャラクターたちのにぎやかな掛け合いと好対照で、さりげなく、アルバムの購買意欲をくすぐってくれた。
 
24曲からなるライブが終了したあとは、アンコールでさらに4曲を披露。最後は、KOTOKO、Ray、Ceui、Faylan、Kicco、riya(eufonius)、若林直美、儀武ゆう子、小野涼子、Larval Stage Planning (I've)という出演アーティスト全員歌唱による「Wings of Courage -空を超えて-」で幕を閉じた。計28曲、時間にして140分にもおよぶ大ボリュームのセットリストでも潤沢な楽曲資産は尽きることを知らず、夜の部では6曲が変更。スマートフォンで展開されている『蒼の彼方のフォーリズム -Eternal Sky-』の主題歌「Believe in the sky」も披露された。
 
春には前述した「Vocal Album」の3枚目の発売を予定しており、PCゲームでも『EXTRA1』をリリース。さらに『EXTRA2』『ZWEI』と、間断なく『蒼の彼方のフォーリズム』の展開を用意しているsprite。ゲームそのものだけでなく、楽曲面でも大いに楽しませてくれることは想像に難くない。この調子でいけば、2daysのライブを開催できる日もそう遠くはないのかもしれない。「sprite LIVE 2017」は、そう感じさせてくれる熱気に満ちていた。


ボーカル曲が充実

24曲からなるライブが終了したあとは、アンコールでさらに4曲を披露。最後は、KOTOKO、Ray、Ceui、Faylan、Kicco、riya(eufonius)、若林直美、儀武ゆう子、小野涼子、Larval Stage Planning (I've)という出演アーティスト全員歌唱による「Wings of Courage -空を超えて-」で幕を閉じた。計28曲、時間にして140分にもおよぶ大ボリュームのセットリストでも潤沢な楽曲資産は尽きることを知らず、夜の部では6曲が変更。スマートフォンで展開されている『蒼の彼方のフォーリズム -Eternal Sky-』の主題歌「Believe in the sky」も披露された。
 
春には前述した「Vocal Album」の3枚目の発売を予定しており、PCゲームでも『EXTRA1』をリリース。さらに『EXTRA2』『ZWEI』と、間断なく『蒼の彼方のフォーリズム』の展開を用意しているsprite。ゲームそのものだけでなく、楽曲面でも大いに楽しませてくれることは想像に難くない。この調子でいけば、2daysのライブを開催できる日もそう遠くはないのかもしれない。「sprite LIVE 2017」は、そう感じさせてくれる熱気に満ちていた。