5月26日に『春音アリス*グラム』を発売するNanaWindは、魅力的なキャラづくりと、その魅力を掘り下げるストーリーでこれまでも多くのファンを獲得してきた。最新作の予約も好調と、話題作の多い今春のマーケットでも注目の1本になっている。そんなNanaWindの作品作りのこだわりと、『春音アリス*グラム』のセールスポイント、そして販促展開について、同ブランド広報担当にお話を伺った

▲ヒロインを魅力的に描くことにこだわりを見せるNanaWind。新作の見どころやヒロインたちの個性についても詳しく語っていただいた。

春音アリス*グラム

ブランド NanaWind
定価   10,584円
発売日  2017/5/26
ジャンル 恋と秘密のちょっと不思議な学園ADV
原画   七尾奈留、Mitha、高苗京鈴、いずみ由羅(SD原画)
シナリオ 葉月サイ、桷修斗、池田コント、満腹亭白米

「黄昏部」が解き明かす“アリスグラム”

冬の寒さも峠を越え、春が待ち遠しくなる三学期。成稜学園の「黄昏部」に所属する瀬真颯太朗のもとに、差出人不明の手紙が届く。「これから起こる度重なる問題を、キミは解き明かすことができるかな?」それから黄昏部には様々な厄介事が舞い込んでくるようになるのだった。この街に深く眠る、いくつもの秘密(アリスグラム)たちを解き明かすことはできるのか?

かわいいヒロインづくりと、その魅力を掘り下げるプラス1

―――ブランド設立はいつになりますか?

NanaWind広報(敬称略/以下同):2011年ですから、もう6年目になりますね。9月22日発売の『ユユカナ -under the Starlight-』がデビュー作になります。

―――これまで約1年に1本ペースでのリリースということでしょうか。

NanaWind広報:『ALIA's CARNIVAL! Wパッケージ』までを計算に入れれば、最新作の『春音アリス*グラム』で5本目ですから、そういうペースになります。でも、デビューの『ユユカナ -under the Starlight-』から二作目の『ALIA's CARNIVAL!』まで、ちょっと間が空いてしまっているのでコンスタントに……という感じではないですね(笑)。

―――なるほど(笑)。どのような経緯でブランド設立となったのでしょうか。

NanaWind広報:当時の代表が多くの作家さんや業界人とつながりを持っていて、そこに声をかけてブランドを設立したという流れですね。どこかほかのメーカーから派生したというのではなく、完全に新規ブランドとして立ち上がりました。

―――NanaWindとしてのブランドの方向性、こういうゲームを作っていきたいというような道筋はあるのですか?

NanaWind広報:基本的に「キャラゲー」「萌えゲー」と呼ばれるものですね。かわいいヒロインは絶対に外せない。それとキャラ萌えに加えて、もう一つ二つと追加要素を盛り込んでの作品作りというのがあります。例えば『ALIA's CARNIVAL!』で盛り込んだバトル要素や、今回の『春音アリス*グラム』での謎解き要素などですね。

―――その意味では、物語性という部分もNanaWind作品の魅力であると思います。

NanaWind広報:キャラクターを掘り下げるにはストーリーが大事になってきますよね。物語の中でキャラクターの持つ問題が露呈してそれを解決していく中で、ヒロインのことがさらによくわかって、見た目・ルックスだけじゃなく、さらに踏み込んでヒロインを好きになってもらえると思っています。萌えゲーではありますが、ヒロインを「生きたキャラクター」と感じてもらうためにも、物語は重要だと思っています。

―――そんなNanaWindの魅力は、デビュー6年で広まっている実感はありますか?

NanaWind広報:そうですね。「かわいくておっぱいの大きなキャラ」を求めるユーザーさんの選択肢に入っているかなとは感じています。

―――ユーザー層というと、どれくらいの年齢層になるのでしょうか?

NanaWind広報:やはり社会人の方がメインですが、それでも若いユーザー、20代の方が多い印象ですね。

プレイした人に幸せで楽しい気持ちになってもらえる最新作

―――さて、最新作の『春音アリス*グラム』ですが、この企画はどのように上がってきたのでしょう。

NanaWind広報:まず「学園もの」は外せないという中で、萌えゲーに一つ加える要素として「謎解き」を盛り込みました。学園の中にある不思議な謎を解いていくというのを骨子に企画を作っていきました。ただ、ガチガチのミステリーにするとNanaWindのお客様が求めているものと違ってしまうので、あくまでキャラクターをかわいく感じてもらう、ひとつのエッセンスとしての謎解き、という位置づけですね。

―――キャラクターありき、という点はゆるぎないんですね。

NanaWind広報:まずは魅力的なヒロインを5人揃えて、そこから「この子たちはどんな謎と直面するんだろう」とプロットを組みこんでいきました。

―――ターゲットとするユーザー層……。

NanaWind広報:やっぱり萌えゲーが好きな人、そしてプレイした後に楽しい幸せな気持ちになれる作品が好きな人です。エロゲーはいろんな作品がありますけど、娯楽作品、エンタメ作品として楽しんでもらえるゲームを念頭に置いて制作しています。例えば仕事で疲れて帰ってきた人が、『春音アリス*グラム』をプレイして幸せな気分になってくれると嬉しいですね。謎解き要素はありますが、一番はキャラとイチャラブしていただければな、と思っています。

―――ドラマとしては、どんな内容になっているのでしょうか。

NanaWind広報:やっぱり萌えゲーが好きな人、そしてプレイした後に楽しい幸せな気持ちになれる作品が好きな人です。エロゲーはいろんな作品がありますけど、娯楽作品、エンタメ作品として楽しんでもらえるゲームを念頭に置いて制作しています。例えば仕事で疲れて帰ってきた人が、『春音アリス*グラム』をプレイして幸せな気分になってくれると嬉しいですね。謎解き要素はありますが、一番はキャラとイチャラブしていただければな、と思っています。

―――これはタイトルにもつながるのですが、学園の秘密を「アリスグラム」と称していますが、これは?

NanaWind広報:造語ではあるのですが、舞台がお嬢様学園で登場するヒロインも様々なタイプのお嬢様ということで、そのイメージ作りということで「アリスグラム」という言葉を当てました。

お嬢様ならではの魅力を引き出すキャラデザインとストーリー

―――キャラクターデザインのこだわりも教えてください。

NanaWind広報:まずは大きな胸というのが第一です。それとお嬢様ヒロインですが、それぞれにチャームポイントは割り振っているので、個性が見た目からふんわりと伝わっていくようなキャラデザインになっています。例えば白羽優理でしたら、全体的におしとやかで優しい生徒会長という雰囲気ですね。それが伝わるようにキャラデザインしました。一方で久遠寺一葉はクールで融通が利かないんだけど、性格が悪いわけじゃない女の子というのを感じられるデザインを意識しました。この二人は対になるヒロインですね。

―――では、神咲エリサはいかがでしょう。

NanaWind広報:留学してきたお姫様なので、上品で世間知らずなんだけれど、素直で親しみやすい感じを出してもらいました。

―――凛堂耶々はどうでしょう?

NanaWind広報:黒髪ロングという王道ヒロインに見えて、実は小悪魔なんです。頭がすごく切れるキャラなので、日常会話でも一ひねりある答え方をして来たり、主人公をからかったり。そういう楽しさを感じてもらえればと思います。

―――最後は藤乃雪です。

NanaWind広報:後輩ヒロインで無口系なのですが、コミュニケーションが苦手なわけじゃないんです。自分の好きなことに一生懸命なあどけなさ、デザイン的にもツインテールという、年下ヒロインのかわいらしさを感じてもらえるキャラデザインを意識しました。

―――お話を伺うと、優理、一葉、エリサが王道のお嬢様で、耶々と雪はもう少し庶民的なのかな?という印象ですが。

NanaWind広報:全員、いいところのお嬢様なのですが、それぞれの個性付けですね。その意味では優理とエリサが一番お嬢様っぽいかな、と思います。一葉は問題があったら自分で解決する、自立したタイプですね。

―――攻略ヒロインは5人ですが、シナリオ量はいかがですか?

NanaWind広報:細かい数字は言えませんが、今回も結構あります。謎を解いていくのと、ヒロインのかわいさを感じてもらうというのを両立させると、やはり長くなってしまいます。そこは力を入れさせてもらいました。

―――ゲームの見せ方などはいかがでしょう。

NanaWind広報:演出面については前作でもご好評いただきましたが、今回も気合を入れて盛り込んでいますので、クリックする手が止まらないくらいに楽しんでいただけると思います。

―――エッチシーンでのこだわりは?

NanaWind広報:ヒロインのかわいさを意識しながら、エッチシーンも魅力的に見られるようにグラフィックスタッフが頑張っています。美しく、かつ臨場感があってヒロインがかわいく見えるCGですね。そしてやはりNanaWindといえばおっぱいですから(笑)。そこを十分に活用したエッチシーン構成になっています。ユーザーさんからのリクエストの多いパイズリシーンは、全ヒロインにありますので、安心してください(笑)。

―――現在は販促展開中だと思いますが、手ごたえはいかがでしょう。

NanaWind広報:SNSなどネットの反応ではかわいいと感じていただけているようです。それとやはり「NanaWindはおっぱいが大きい」と(笑)。そういうNanaWindらしさは感じていただけているな、と思います。

販促展開は4月末から。今後もコンスタントなイチャラブゲーム作りを

―――今後の販促展開を教えてください。

NanaWind広報:4月28日にフルカラー小冊子の配布を各店舗で行います。それと4月30日のCharacter1にも参加します。オフラインの展開では、この二つがメインですね。Character1では、小冊子の配布はもちろん、『春音アリス*グラム』の最新グッズ販売なども行います。

―――ネットの方はいかがですか?

NanaWind広報:体験版は4月末公開を目標に製作しています。やはり体験版は購入の一つの指針になりますので、「これは面白そうだ」と思ってもらえるものにしたいですね。基本的には、ゲームの序盤をプレイしてもらえるものになります。それ以外にもいろいろと企画はあるのですが、現段階では開発のほうに注力していますので、公式サイトでの動きは4月末くらいからということになりそうです。

―――今後のNanaWindの活動展開についても教えてください。

NanaWind広報:今後も新作をコンスタントに出していきたいと思います。基本的にはかわいい女の子とのイチャラブを楽しめるゲーム作りを頑張っていきます。まずは魅力的なヒロインをどう作っていくかですね。頑張っていきますので、よろしくお願いします。